クローゼット整理で服選びはしやすくなる?
クローゼットを整理すると、服選びはしやすくなります。持っている服が見渡しやすくなり、組み合わせを考える時間や、同じ服ばかり選ぶことが減るためです。ただし、服をただ詰め直すだけでは効果が出にくく、「今着る服」と「選びにくくする服」を分けることがポイントです。
クローゼット整理で服選びがしやすくなる理由
服選びが難しくなる主な原因は、服の数が多いことよりも、必要な服が見つけにくいことです。クローゼットを整理すると、次のような変化が起こります。
- 持っている服の種類や枚数を把握できる
- 似た服を何度も買うことを防げる
- 季節や用途に合う服を見つけやすくなる
- 服の組み合わせを考えやすくなる
- 着ていない服を避けて選べる
反対に、服が重なっていたり、季節外れの服が混ざっていたりすると、必要な服を探すだけで時間がかかります。その結果、考えるのをやめて、いつも着ている服を選びやすくなります。
服選びをしやすくするクローゼット整理の手順
整理するときは、見た目を整える前に、服を「今後着るかどうか」で分けることが大切です。次の順番で進めると、服選びに直結する整理ができます。
-
クローゼットの服を一度確認する
すべてを床に出す必要はありませんが、ハンガーにかかっている服、引き出しの服、収納ケースの服を順番に確認します。存在を忘れていた服がないか、同じような服が複数ないかを見ます。
-
服を4つに分ける
服を「よく着る」「今後着たい」「迷っている」「手放す候補」に分けます。汚れや破れがある服、サイズが合わない服、着る場面が思い浮かばない服は、手放す候補に入れます。
-
今着る服を取り出しやすい場所に集める
普段使いの服や、現在の季節に着る服を目線から腰の高さまでの範囲に置きます。使用頻度の高い服を奥や下に入れないだけでも、選びやすさは変わります。
-
種類や用途ごとに並べる
トップス、ボトムス、ワンピース、アウターなど、服の種類をそろえて並べます。さらに、仕事用、休日用、外出用など、用途で分ける方法もあります。
-
迷っている服を別の場所で保管する
すぐに処分を決められない服は、普段のクローゼットからいったん分けます。別の袋や収納箱に入れ、期限を決めて見直すと、必要な服と迷い続ける服を分けやすくなります。
並べ方を変えると服の組み合わせを考えやすい
服選びでコーディネートまで考えたい場合は、種類だけでなく、組み合わせを意識して並べます。たとえば、よく着るトップスの近くに合わせやすいボトムスを置くと、候補をすぐに比較できます。
色で分ける方法もありますが、色だけで分類すると、用途の違う服が混ざることがあります。まずは服の種類や用途で分け、その後に色や長さでそろえると、探しやすさと見た目の両方を整えやすくなります。
おすすめの分類例
- トップス、ボトムス、ワンピース、アウターに分ける
- 仕事用、普段用、特別な外出用に分ける
- 春夏用、秋冬用など季節で分ける
- よく着る服を手前、使用頻度の低い服を奥にする
- ハンガーにかける服と、たたんで収納する服を分ける
分類は細かくしすぎないことも大切です。分け方が複雑になると、戻す場所が分からなくなり、整理された状態を保ちにくくなります。
服選びを妨げる服を減らす判断基準
服を手放すか迷ったときは、「高かったか」だけでなく、今後着る可能性と、着たときの状態で判断します。次の質問に答えると、判断しやすくなります。
- 今の自分のサイズに合っているか
- 現在の季節や生活に合っているか
- 合わせる服や靴があるか
- 着るときに不快感がないか
- 同じ用途の服をすでに十分持っていないか
- 近いうちに着る予定が具体的にあるか
「いつか着るかもしれない」という理由だけで残している服が多いと、選択肢が増えすぎて服選びが難しくなります。思い出の品や高価な服など、普段着ないが残したい服は、普段使いの服とは別に保管するとよいでしょう。
整理後も服選びをしやすく保つ方法
整理の効果を保つには、服を増やしたときに収納場所を決めることが必要です。新しい服を買ったら、同じ種類の服を見直し、収納できる分だけ残す方法が分かりやすいです。
また、洗濯後に適当に戻すのではなく、決めた場所へ戻します。服の向きやハンガーの位置をそろえるだけでも、手持ちの服を確認しやすくなります。
衣替えの時期や、服選びに時間がかかると感じたときは、次の点だけを短時間で見直します。
- 季節外れの服が手前に出ていないか
- 着ていない服が普段着の場所を占領していないか
- 同じ種類の服が増えすぎていないか
- 洗濯後に戻す場所が崩れていないか
クローゼット整理だけで服選びが楽にならない場合
服の配置を変えても選びにくい場合は、服の数ではなく、組み合わせの基準が決まっていない可能性があります。その場合は、よく着るトップスとボトムスを数組選び、組み合わせを固定しておくと迷いを減らせます。
たとえば、仕事の日に着る組み合わせ、休日に着る組み合わせ、気温が低い日に重ねる組み合わせをあらかじめ決めておきます。これは服を減らす方法ではなく、選択肢を整理する方法です。
服を手放すことに抵抗がある場合も、最初から大量に処分する必要はありません。まずは、明らかにサイズが合わない服や傷みが強い服だけを分け、迷う服は別保管にすると無理なく進められます。
クローゼット整理で服選びをしやすくするには、服を見渡せる状態にし、今着る服を取り出しやすくすることが第一歩です。まずは普段着る服を種類や用途で分け、迷う服と季節外れの服を普段の収納場所から外してみてください。